先に雑誌STEREOの昨年2016年8月号付録の8センチユニットと同じく8センチユニット用バックロードホンキットが付属する同じく音楽之友社のontomo mookの紹介をしておきます。掲載の順が逆ですがご了承ください。

本来ならこのようにブログに掲載すべき内容ですが、昨年は何故かブログのエントリーはする気がしませんでした。しかし記録には残しておきたいのでFacebookにはエントリーしています。

Facebookでは詳細はなかなか書けませんので、改めて書いてみました。

まずこれらの存在を知るための情報源ですが、『月刊誌STEREO』は毎年8月号(カレンダーでは7月20日ごろ発売)にはスピーカーユニットとかデジタルアンプとか付録として添付されるのが通例となっています。もうひとつの『STEREO編 スピーカー工作の基本&実例集』は先の『STEREO』に音友(音楽之友社の略称)の広告に掲載されていたものです。当然のことながら、8月号の付属にあわせて発売されています。
以下に材料の内訳等を写真で紹介していきます。
ユニットですね。アルミ蒸着されたコーンが特徴です。
こんな状態で紙箱に入っています。材料は木のようですが、正確にはペーパーファィバーです。
ひとつ上の写真は側板ですが、音道の形成する板のラインが薄く卦がかれているのが見えると思います。下は側板以外の箱(エンクロージャーといいます)の材料です。スポンジは音の余計な反射を防ぐ吸音材として使用します。
スピーカーターミナル(端子)とターミナルとスピーカーユニットを繋ぐコードです。コードのスピーカーユニット側には平型端子が接続されています。これによりユニットの端子との結線は「半田付け」しなくて済みます。
はっきりと音道が描かれています。側板です。
材料部品が揃っているか確認しているところです。
音道の仮組です。置いてあるだけです。組立はホワイトボンドを使用します。
組立開始です。端金(はたがね)という道具が必要になります。接着状態を固定する道具(治具)ですね。
組立もほぼ大詰めです。
スピーカーユニットコードとターミナルです。
スピーカーユニットを取り付け前のエンクロージャーの最終組立工程です。組立方法ですが、今回のは小さくて取り扱いが楽でしたので、左右の箱を並行して組立ていきました。どちらかを先に完成させてからまたもうひとつを組み立てるという方法ももちろんあります。

あと残るのは、
①エンクロージャーの塗装
②スピーカーユニットの取り付け
③音出し(試聴)
の3つです。別途このブログでご紹介します。